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「ぼくドラコ・マルフォイ☆☆趣味はハリーポッターいびりで、マイブームは切手集めだよ☆☆☆」


ジャ赤やばいなー。妄想つっぱしるww



――――――――――




「先輩、何してんですか?」


赤也は、部室で床を這いつくばっているジャッカルに聞いた。


「真田に、昨年の大会の要項を探せって言われてんだ。」


「要項なら・・・そこのロッカーの中じゃないスか?」


「いや、それが、去年のが無くてさ。おかしいなー・・・。」


ジャッカルはスッと立ち上がり、棚の中を探し始めた。


「・・・・・・そういや先輩って、身長なんぼくらいッスか?」


「178センチ。」


「うえ! 俺と10cmもちげー!俺168ッスよ!」


「え、赤也って そんなにデカかったか?」


「・・・それ、どういう意味ッスか!」


「いっつも一緒に歩いてたけど、10cm以上 差ある気がしててさ。」


「失礼ですねー。」


「ははっ!悪い悪い! ・・・あ、そこの棚の上かな。」


棚の上に目がいったジャッカルは、脚立を棚の前に持って行く。


「俺、脚立ささえときますよ。」


「サンキュー。」


「・・・・あ!あったあった!ホコリかぶってる け  ど ・・・・」


ジャッカルは、バランスを崩して赤也の方へ倒れてきた。


「「うわっ!!!」」



ズドン・・・



「い・・・ってぇッス、先輩・・・。」


「わり。この脚立、もうダメになっちゃったなー。」


「先輩!乗ってるってば!重たいッス!」


「あ、すまん。・・・あ、でもこれ良い背もたれだ。」


ジャッカルは、赤也の前に座り込み、赤也の体を背もたれにする。


「ちょ、本格的に座る体勢にならないで下さい!」


「はははっ・・・!」


赤也は、後ろをむいているジャッカルの顔が見えなかった。


「もー・・・。」


赤也には、ジャッカルの背中はとても大きく、安心できる匂いがした。





「・・・・・・・・・なぁ、赤也」


ジャッカルが、静かに話しはじめる。


「・・・なんスか?」


「もう俺達3年も引退だ。」


「・・・・・・・そう・・っスね。」


「お前が、この立海大付属を引っぱっていくんだぞ。」


「・・・・・・正直、俺にはその実感が無いです。」


「大丈夫だって。お前は普段おちゃらけてるけど、やる時はやるって、俺は信じてる。」


「・・・・・・。」


赤也は真剣な表情をして聞く。


「お前が1年の時は、あんまふれ合う機会とかなかったけどさ、
そのぶん、一緒にレギュラーとして戦ったこの1年、お前をちゃんと見てきたつもりだ。」


「・・・・・・。」


「あと1年くらい・・・・・お前と一緒に、  テニスしたかったなぁ・・・・・・。」


ジャッカルの声が、震えた。


「・・・せん・・・ぱい」


「・・・あ、涙出てきた!あはは、かっこわりーな俺!
もう少し、この体勢のままでいてくれ!俺の泣き顔なんか見てもキモイだけだしな!」


ズッ と、涙をすする音を出しながらジャッカルは大げさに笑い声をあげる。


「せんぱい・・・っ!!」



ぎゅ・・・



赤也の腕が、ジャッカルの体を 抱き締める。



「・・・・・・なんだよ、赤也。男に抱きついても得なんかねーよ?」


「・・・・・あのさ、先輩。」


「あぁ?」


「・・・・おれ・・・ね、 妄想激しいんですよ。」


「・・・?」


「卒業証書でケツふいたら面白そうだなーとか、
鼻クソ集めて ミサイルでぶっ放してみたいだとか、
そんで・・・
  先 輩 が 俺 の こ と ス キ だ っ た ら 、 と か 、そーゆー・・・


「・・・・・・・・・・あぁ。」


「それから・・・
先輩より背高かったらいつでもキスできるとか、
先輩が卒業しても先輩とテニスするとか、」


「・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・ぁ。」


ジャッカルの頬から雫がこぼれる。


「先輩の涙は俺が拭ってあげたい、とか・・・」


赤也は後ろから、ジャッカルの頬を手でぬぐった。


その瞬間、赤也の方へ振り向くジャッカル。


「・・・・・赤也!!!」


「は、はい。」




おどおどする赤也に、ジャッカルは   唇を重ね合わせた。



「キスなんて、背 関係ないから・・・!

 お前がしたい時に、俺がお前にキスしてやるから!!」


「・・・せ、先輩。顔が真っ赤ッス・・・。
しかも、今、自分で何したか わかってます・・・?」


「・・・おう!なんで?」


「俺・・・男、ですよ?気持ち悪く・・・ないスか?」


「・・・お前、馬鹿か。


        だいすきだ。」



そう言って、ジャッカルは笑った。



【ずっと、ずっと、離れても、君と、君だけと・・・】


あとがき。

赤也に、「先輩が俺のことスキだったら、とか」って告白させたかっただけ
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ああああああああああああああああああああああああああ

ちょっとまってええええええええええええええええ
何この神文!?え!?何これ!?(((
ちょ、不覚にもほろりだよこれ、ぇえ!?((
でもなんでジャッカルなの!?なんで!?笑
ジャブンでもブン赤でも柳赤でもなく
なぜジャ赤!?wwwwwwwww
でもこれはこれでありだなーあああ!!

・・・でもタイトルで台無し☆爆
  • 奏輝
  • 2009/09/27(Sun)23:31:01
  • 編集

奏輝へ

この駄文を神文とか言ってくれるの奏輝だけだぜ・・・!ほろり
小説って難しいのなー、そうなのなー(たけしv)
ジャッカルのキャラつかめねwwww
ちょ、お前さんジャ赤を馬鹿にしたらアカン!
次世代の日本を救うカポォでありますぜよ!!!
・・・・・タイトル無関係すぎて自分でびっくりした。笑

コメントありがちょぉおおおおおおお
  • たっち
  • 2009/09/28(Mon)11:53:22
  • 編集

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